(MP3 player)
カンムリホロホロチョウ
(提供 写真家 山形豪氏)
カンムリホロホロチョウは5種類の亜種に分けられていて、 顔から首にかけて、赤い肌がむき出しの部分がどの部分にあるか、や、 白い斑点模様が体のどの部分から見られるかで違いがあります。 斑点模様がとてもきれいなグラデーションになっています。 オス、メス、体の色に違いはありません。 | |
この鳥はウガンダのどこにいる??
カンムリホロホロチョウはアフリカのサハラ砂漠から南に分布しています。主に森林地帯をすみかにしていますが、草原でもみられることがあります。ウガンダの森林保護区では、ブドンゴエコツーリズムサイト、マビラエコツーリズムサイト、マラマガンボ森林保護区でよく見かけられます。
***今回の写真提供 山形豪氏 Go YAMAGATA ネイチャーフォトギャラリー
アフリカの自然のすばらしい写真を撮っていらっしゃる写真家さんです。
是非のぞいてみてください。
このポッドキャストの原稿をよむ(↓”もっと読む”をクリック)
カンムリホロホロチョウ (Crested Guineafowl)
見られるところ、ブドンゴエコツーリズムサイト、マビラエコツーリズムサイト、マラマガンボ森林保護区
こんにちは、NFAバードポッドキャスト、アフリカ、ウガンダから田中加奈子がお伝えします。この番組では毎回面白エピソードとともにウガンダで見られる野鳥を紹介していきます。
きょうご紹介するウガンダの鳥はカンムリホロホロチョウです。
とても変わった鳴き声ですね。
カンムリホロホロチョウは日本にいるキジの仲間で、ウガンダ全土で見る事ができますが、主に森にいることが多いです。一見重そうな体ですが、最大でも1.5キロぐらいで、ちゃんと飛ぶ事もできます。でも、敵から逃げるときは走って逃げます。わたしは実際追いかけた事がありますが、結構足が速くて追いつけませんでした。
この鳥はわたしたち日本人とおなじ一夫一婦制で、一度ペアになったらずっと添い遂げると言われています。求愛給餌といって、オスがメスにえさをプレゼントしているところも確認されているようです。これは、つがいのきずなを強めるのはもちろん、メスへの栄養補給という役割も果たしています。わたしも同じメスとしてはちょっとうらやましい話です。
ところで、このホロホロチョウは食用として世界のいろんなところで飼育されているそうです。ウガンダではお肉の中でチキンが一番値段が高くて、鳥というと食べておいしいかどうかが一番の話題にのぼります。ではこのカンムリホロホロチョウはどうなのか?聞いてみたところ、確かに食べるけれどもそれほど人気があるわけではなさそうです。
とはいえ、顔が小さくておしりがぷりぷりしていて、見た目すごくおいしそうなので、個人的にはとても気になるところです。いつか捕まえて食べてみたいなあ。
以上、今回はカンムリホロホロチョウをご紹介しました。次回をお楽しみに。