#6 ホオジロカンムリヅル

ウガンダの国鳥は木にとまれるツル!





                             

ホオジロカンムリヅル
頬白冠鶴
Balearica regulorum
鳥綱ツル目ツル科カンムリヅル属)



これがウガンダの国旗です。
黒はアフリカ人を、
黄色はアフリカの夜明けに輝く太陽の光を、
赤は民族の融和と同胞愛を表わしています。

カンムリヅルの片足が上がっているのは、
常に前進することを表しているそうです。




こんなふうに木にとまれるツルの仲間はこのカンムリヅルだけ!
夜は、木の上で仲間と一緒に休んでいるところがみられます。




ホオジロカンムリヅルはウガンダのどこで見られるの?

ホオジロカンムリヅルはウガンダ中部から南部の湿地、湖沼、畑などで見られます。
珍しそうなイメージがありますが、
実はそれほど見つけるのに苦労する鳥ではありません。
運が良ければ、エンテベ国際空港を降り立って、
首都に向っているときにも見られることがありますよ!

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#5 クビワイロムシクイ

第五回おまたせしました!
「限定」に弱いあなた、こんなのいかがですか?






https://www.dropbox.com/s/fi068s7h5l5mmma/%235%20%28JP%29%20Rwenzori%20Aparis.mp3?dl=0

                             



イラストでごめんなさい!
珍しい鳥すぎて、写真がありませんでした〜

この鳥の英名はいくつかあって、Collared Apalisとも呼ばれています。
首のところにグレーのネックレスをしているかのようなラインがあります。

虫を食べるので、細くて長いくちばしが特徴です。 


クビワイロムシクイはどこにいるの?




この鳥は、アルバータインリフトと呼ばれる、ウガンダ、コンゴ民主共和国、ルワンダ、ブルンジをゼータクにまたぐ谷の周辺地域でしか見られないスペシャルな鳥です。
この地域だけにしかいない鳥がなんと41種類もいるんです。


 アルバータインリフトって何??

アフリカ大陸を南北に縦断するプレート境界を大地溝帯といいますが、東アフリカには、ビクトリア湖をはさんで、キリマンジャロ・ケニア山を連ねる東リフトバレーとウガンダからルワンダ、ブルンジまでの西リフトバレーがあります。
この西側の谷がアルバータインリフトと呼ばれています。
こうした地形に変化がみられるところは、さまざまな生き物が見られます。
アフリカにすむなんと52%の鳥類がここで観察され、哺乳類も40%がこの地域で確認されているほどなんです。マウンテンゴリラをはじめとして、この地域限定の生き物が沢山暮らしています。

アルバータインリフトを守って!
この地域では、優れた生物多様性がみられるにもかかわらず、近年森林の違法伐採が後を絶ちません。したがって多くの生き物が絶滅危惧種をして指定されています。
日本に住む皆さんにとっては、遠いことと思われてしまうかもしれませんが、皆さんの地域とは空でつながっていて、この影響はいつか皆さんの自身にもふりかかってくる問題になります。

→どうしたらこれを守れるかな?

募金や、ボランティアなど、いろいろ方法はありますが、とりあえず一度ここの自然を見に来てください!この自然を楽しんでもらうだけでも、何らかの形でこの自然を守る事になります。皆様のお越しをお待ちしています!


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