反射神経が愛の証し!
さえずりデータ提供 Mr. James and David Bradley
メガネヒタキ
Brown-throated Wattle-eye
(Platysteira cyanea)
写真提供:Lars Peterssonさん
無断コピーはお控えください
無断コピーはお控えください
Lars Peterssonさんのアフリカで見られる鳥を見てみる↓
メガネヒタキは
ウガンダのどこで見られるの?
メガネヒタキはアフリカ大陸中央に横長に分布しています。
ウガンダでは、国土全体に分布していますので、いろんな森で観察することができます。
番組のスクリプトを確認したい方は、「もっと読む」をクッリクしてください ↓
28.メガネヒタキ
Brown-throated Wattle-eye
(Platysteira cyanea)
こんにちは NFA バードポッドキャスト、アフリカ、ウガンダから田中加奈子がお伝えします。
今日ご紹介するウガンダの鳥は、メガネヒタキです。
メガネヒタキはオオハシモズ科の鳥で分布域はアフリカ大陸サハラ砂漠の南を横に長く分布しています。
くちばしから尾の先までが13cmと小さめの鳥であたまから尾に欠けて黒く、お腹は真っ白です。
英語でBrown throated Wattle Eyeというのですが、これはメスの喉から胸にかけてが茶色いことに由来しています。
ちなみにオスは白いんです。
wattle eyeというのが面白くて、wattleは肉の垂れ下がったという意味があるんですが、この鳥は目の上が赤くはれぼったくなっているんです。
メガネヒタキというよりは、「ものもらいヒタキ」と言った方が、覚えやすいのかなと思われます。
おまたせしました、それでは鳴き声をきいていただきましょう。
この番組の英語版で話しているジョニーにいわせると、「Please Come for Breakfast」と言っているように聞こえるとのことなんですが、いかがでしょうか。
この鳴き声、オスとメスのデュエットだったんですがお気づきになりましたか?
オスが前半鳴いて、後半メスがかえしています。
なわばりを維持したり、つがいの絆を強めるためにデュエットするんですが、お聞きのように不自然な間がなく、息ぴったりでさえずるので、とても二羽で歌っているとはおもえないんですね。
鳥は人間よりも聴覚の反応がすぐれています。
合図として先行する鳴きに、ビックリする様な早さで反応することができるんです。
すごいことですが、ぼけっとしていられないってことですよね。
自分が鳥だったらパートナーにずっと試されている気がして、「休みくれ」ってストライキ起こしそうです。
以上、今回はをご紹介しました。
NFA Bird Podcastこの番組はNational Forestry Authority と Nature Ugandaの協力でお伝えしました。
参考資料
Bird of East Africa (Book),
鳥の雑学事典 山階鳥類研究所著
Ornithology, Frank B Gill著
IUCN Red Data website,